先払い買取・闇金による被害が急増しています。取引前に必ずこのサイトでご確認ください。
ホーム コラム 先払い買取は違法?法的観点から解説

先払い買取は違法?法的観点から解説

先払い買取は違法?法的観点から解説

先払い買取は、貸金業法・出資法に違反する違法な取引です

先払い買取は、貸金業法・出資法に違反する違法な取引です

先払い買取は、形式上は商品売買ですが、実態は貸金業法・出資法に違反する違法な高金利貸付です。 

金融庁・消費者庁・警察庁が合同で注意喚起を行っており、実際に業者が逮捕された事例も複数報告されています。

ただし「先払い買取というサービス自体が違法」ではなく、「違法な運用をしている業者が違法」という点が重要です。

この記事では法的な観点からその違いと問題点を解説します。

先払い買取の基本的な概要は【先払い買取とは?サービスの概要をわかりやすく解説】をご覧ください。


先払い買取が違法とされる3つの根拠

先払い買取が違法とされる3つの根拠

先払い買取が違法とされる根拠は、①貸金業の無登録営業、②出資法違反の高金利、③古物営業法違反の3点です。

根拠① 貸金業の無登録営業

人にお金を貸すことを業とする場合、貸金業法に基づいて登録が必要です。

先払い買取業者は「商品売買」と主張しますが、実態がお金の貸し付けと判断された場合、無登録で貸金業を営んでいることになります。

無登録営業は貸金業法違反であり、刑事罰の対象です。

10年以下の懲役もしくは3,000万円以下の罰金またはその併科 参照:貸金業法 – e-Gov法令検索

根拠② 出資法違反の超高金利

出資法では、貸金業者が請求できる金利の上限は年利20%と定められています。

先払い買取のキャンセル料を年利換算すると、この上限を大幅に超えます。

上限を超えた金利での貸し付けは出資法違反となり、こちらも刑事罰の対象です。

参照:出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(出資法)– e-Gov法令検索

キャンセル料が実質的にどれだけの金利になるかは【先払い買取のキャンセル料は払う必要ある?】をご覧ください。

根拠③ 古物営業法違反

商品を買い取るには古物商の許可が必要です。

許可なく買取業を営んでいる業者は古物営業法違反となります。サイトに古物商の許可番号が記載されていない業者は、この時点で違法の可能性があります。

金融庁・消費者庁・警察庁の公式見解

金融庁・消費者庁・警察庁の公式見解

先払い買取の違法性については、金融庁・消費者庁・警察庁が合同で公式に注意喚起を行っています。

金融庁は公式サイトで以下のように明示しています。

「商品売買を装っていても、その経済的な実態が貸付けであり、業として行う場合には、貸金業に該当するおそれがあります。貸金業登録を受けずに貸金業を営む者は、違法なヤミ金融業者(罰則の対象)です。」 参照:金融庁「商品の買取りをうたって高額な違約金を請求するなどの悪質な業者にご注意ください」

消費者庁も同様の注意喚起を行っています。

参照:消費者庁「違法な貸付(ファクタリング等)や悪質な金融業者にご注意ください」


「サービス自体は違法ではない」とはどういうことか

「サービス自体は違法ではない」とはどういうことか

先払い買取というサービスの仕組み自体は、適法に運用されている場合は違法ではありません。

適法な先払い買取業者は、実際に商品を受け取り、適正な価格で買取を行います。

問題となるのは、商品を受け取るつもりがなく、キャンセル料という名目で不当な金銭を要求する業者です。

ただし現実には適法な業者と違法な業者を見分けることは非常に難しく、金融庁も利用自体に強く注意を促しています。

安全な業者の見分け方は【先払い買取は安全?見分け方を解説】をご覧ください。

違法業者に関わってしまった場合の法的な立場

違法業者に関わってしまった場合の法的な立場

先払い買取業者が違法な闇金と判断された場合、利用者はキャンセル料を支払う法的義務がありません。

違法な高金利での貸し付けは法律上無効となるため、支払いを拒否できる根拠があります。

ただしこの判断は個人では難しく、弁護士・司法書士への相談が必要です。

払えない場合の対処法は【先払い買取は危険?払えないとどうなる?】をご覧ください。

司法書士に依頼した場合の流れは【先払い買取に司法書士を入れたらどうなる?】をご覧ください。


まとめ:先払い買取の違法性は「運用次第」だが利用は極めてリスクが高い

まとめ:先払い買取の違法性は「運用次第」だが利用は極めてリスクが高い

先払い買取は、違法な運用をしている業者が貸金業法・出資法・古物営業法に違反する違法な取引を行っています。 

サービス自体の違法性は運用次第ですが、違法業者と適法業者を見分けることは現実には非常に困難です。

闇金としての実態については以下の記事もあわせてご覧ください。

闇金としての実態は【先払い買取は闇金と同じ?実態を解説】をご覧ください。